おんなのことば ハナヨウヒン

「おんなのことば」

先日立ち寄った本屋で絵表紙に惹かれ、茨木のり子の詩集を手を取った。

パラパラめくると、”みずうみ”という詩があった。

人間はだれでも心の底に
しいんと静かな湖を持つべきなのだ

何かこの言葉がとても心地よくて、暫くカバンに入れて持ち歩くことにした。
情報の海に溺れる世の中で、何が正しくて何が正しくないか、判断していくのは自分の他にはいなくて。

そんな時心の底にしいんとした湖があったなら、安心して世界を見つめられるんじゃないだろうか。

そんなことを思う。

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