布の雑学

「リネンの話」

リネンの生地 ハナヨウヒン

皆さんはリネン製品がお好きですか?私は大好きです。

素朴なのになめらか、シンプルなのにどこか洗練されていて自然にも優しい素材のリネン。

リネンは人類が作った最も古い布とも言われます。

ヨーロッパではお嫁に行く時に、花嫁にリネンの生地を持たせる習慣があっったほど長く使え、アンティークとして出回るほど滑らかさと強さを兼ね備えています。

日本で麻と呼ばれるものは大きく分けて2種類。

衣類の布地として使われるものは「リネン」

雑穀類やコーヒー豆などの保存用などに使われるものは「ラミー」と呼ばれます。

ラミーは繊維が硬くてシャリ感があり、衣類には殆ど使われません。たまにラミーの混ざったリネンを見かけますが、シワっぽくなるものはラミーが混ざっているからかもしれません。

リネン100%の布は何回か洗濯をすると独自のなめらかさと光沢を放ちます。さらに水を通すことで生地が強くなり、自分で生地を育てていくような魅力のある布なのです。

身につける服の素材ってとても大事なことだと私は思っています。

洋服が人の気持ちに与える影響は、無意識にそして意識的に大きなものがある。

自分の体を包むものが少しでも心地よいものであればあるほど、心も豊かになりその豊かさが余裕を生み、優しさに変わるのではないでしょうか。

ランジェリーという言葉の語源にもなっているリネンは、肌にも優しい繊維。

洗い込んだリネンの寝具は肌触りも良く、心地よい眠りをもたらしてくれます。

リネンの原料であるフラックスはとても強靭な植物。農薬や肥料をほとんど必要とせず、たくましく育ちます。

その代わり同じ土地で栽培すると土壌が疲弊してしまうため、フランダース地方などリネンの栽培が盛んな地域では協会が設けられ、土壌の管理も行われているそうです。

そんな大好きなリネンの持つ魅力に触れながらお届けしたいと思っています。

□洗い込んだベルギーリネンのエコバッグです。

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