原題は「LES QUATRE CENTS COUPS」
訳すと、400回の打撃。
この映画を観ながら思ったのは、大人というのはどの国でも同じなのだなあと。
両親の不仲や家のことを任されっぱなしで、行き場のない葛藤を外へぶつけるアントワーヌ。
解る解るよ〜、とタイムマシンに乗って13歳にタイムスリップしたような気分。
400回の打撃という仏文を大人は判ってくれないと題したのもユニークだけど子供は大人以上に色んなことが判っていると、大人はいつになったら気付けるのかな。
世界中にいるだろうアントワーヌへ、君達は何も間違ってないから。
ラストの海辺のシーン、心に染みています。